「アンヘレスに行ったことがない」という方のために、アンヘレスの魅力を詰め込んだ1泊2日の観光プランをご提案します。
アンヘレスの治安や夜のイメージを考慮しつつ、日中も楽しめるアクティビティを組み込んでみました。
1泊2日アンヘレス旅行プラン
今回、アンヘレスが初めてという職場の同僚のため、土日に1泊2日で夜遊び・グルメ・歴史探査を楽しめる観光プランを企画しました。
1日目
14:00 マカティ出発
16:00 ホテルチェックイン
18:00 ディナー
19:00 フィールズアベニュー探査
23:00 ホテルへ戻る
2日目
11:00 ホテルチェックアウト
11:30 聖ロザリオ教会
12:30 クラーク経済特区でランチ
13:30 クラークミュージアム
14:30 クラーク出発
16:00 マカティ到着
アンヘレスとは?
アンヘレス(Angeles)は、フィリピンのルソン島パンパンガ州にある都市です。
フィールズアベニュー、若しくはウォーキングストリートと言う歓楽街がある場所で、活気あるナイトライフで知られていて毎年多くの観光客が訪れます。
もちろんナイトライフだけでなく、近年はゴルフやカジノ、観光、レジャー施設、温泉など楽しめる場所が増えてきましたし、語学学校も多く留学先としても注目されています。
マカティから車で移動
今回は初アンヘレス3名を含む男4人で行ってきました。
マカティからアンヘレスまでは車で1時間半+道路状況次第ですが、今回はマニラを出てNLEX高速道路に乗ったところで渋滞に巻き込まれ、アンヘレスに到着したのは16時半(所要時間2時間半くらい)でした。
ホテルにチェックイン後、少し休憩を取ってからGrabタクシーに乗って、本日の目的地、『フィールズアベニュー』へ行きました。
フィールズで人気のメキシコ料理
店内はいつ来ても客が多く、賑やかで活気があります。
スポーツバーの要素もあり、NFLやアメフトの試合を映すテレビが店内に設置されているので、スポーツ観戦をしながら食事やお酒を楽しむことができます。
ドリンクの種類も豊富で、世界各国のビールが揃っており、酒好きにも嬉しいポイントです。
立地柄、外国人と若いフィリピン人のカップルが多く見られるほか、一人でふらっと立ち寄るお客さんも少なくありません。客層の大半は白人で、アジア系は比較的少数です。
料理は、定番のタコスやブリートスなどのメキシコ料理が看板メニューですが、ピザやハンバーガー、ステーキといったアメリカンメニューもハズレがなく、どれも美味しいです。
サービスも良く、スタッフの対応はフレンドリー。味も文句なしで、値段もリーズナブル。アンヘレスに来たら一度は訪れたい、居心地のいいレストランです。
アンヘレスの歓楽街で夜遊び
夕食を終えた一行が向かったのは今回の目的地であるフィリピンのアンヘレス市にある歓楽街フィールズアベニューです。
かつては「ウォーキングストリート」と呼ばれていましたが、現在は「レッドストリート」に名称が変更されました。
タイのパタヤにあるウォーキングストリートのような賑やかな場所として知られていて、夜になると、通りは車両通行止めとなり、歩行者天国になります。
通りの両側には、明るく光るネオンサインやバーの看板が立ち並び、多くの人々がお店の前のテーブルでくつろいだり、通りを歩いたりしています。
この活気に満ちた光景は、夜の街の象徴となっています。
ゴーゴーバーの楽しみ方
ゴーゴーバーは、セクシーなパフォーマンスと社交的な交流を楽しむバーの一種で、特に東南アジアに多く見られます。
店内はネオンが光る賑やかな雰囲気で、中央のステージではビキニ姿の女性たちがダンスを披露します。
客はステージを囲むテーブルでパフォーマンスを楽しんだり、気に入ったダンサーを指名して会話したりできます。
また、「連れ出し料(バーファイン)」を支払うことで、ダンサーを店外に連れ出すことも可能です。
治安面での注意点
バーホッピングを安全に楽しむためには、常に周囲に警戒し、貴重品の管理を徹底することが重要です。
特に、フィリピン・アンヘレス市のフィールズィ周辺では、外国人観光客を狙ったスリ、置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が横行しているため、貴重品は肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
バッグはテーブルの上に置いたままにせず、席を立つときも必ず携帯してください。
本格イタリアンベーカリーで朝食
夜遅くまで飲んでいたので、朝食は各自で取ったのですが、今回私が訪れたアンヘレスの5つ星ABCホテルの隣という便利な立地にある「ミラノズ・ベーカリー&ペストリー」は、隣接する本格イタリアンレストラン「アル・バッチオ」と同じオーナーが経営する人気のカフェです。
10年以上にわたり、私がビジネスの接待やデートにも利用してきたアル・バッチオですが、その濃いキャラクターと魅力に引き込まれるオーナーが手掛けるこのカフェを、今では定番の朝食スポットの一つにしています。
店内はモダンで落ち着いた雰囲気で、ピンクの椅子やソファー、温かみのある木目調の床が心地よい空間を作り出しています。
ここでは、職人技が光る本格的なイタリアンベーカリーとして、高品質の焼きたてパン、ペストリー、コーヒー、ジェラートを堪能できます。
特にクロワッサンとカプチーノは評判が高く、一度訪れるとまた来たくなるような、心安らぐひとできるでしょう。
アンヘレス・クラーク半日ツアー
2日目はアンヘレスとクラーク観光に行きました。まず11時にホテルをチェックアウトすると、手配したドライバーが迎えにきてくれます。
今回は夜遊びメインの1泊2日のため、観光は1〜2時間で回れる場所を選びました。
聖ロザリオ教会
まずはじめに一行が訪れたのは、アンヘレスにある聖ロザリオ教会(Holy Rosary Parish Church)です。
パンパンガ州アンヘレス市にある聖ロザリオ教会は、スペイン植民地時代に建設された重要なローマカトリック教会であり、歴史的建造物です。
その建築様式はスペインとフィリピンの文化が融合しており、ルネサンス建築の要素が取り入れられています。
特に、双子の鐘楼と特徴的なドーム屋根が目を引きます。内装は18世紀のイタリア様式で、高い天井と華麗な装飾が荘厳な雰囲気を醸し出しています。
現在もアンヘレス市における信仰とコミュニティの中心地であり、毎日ミサが行われるほか、四旬節や聖金曜日の行列など、多くの宗教行事の中心となっています。
また、教会はパミントゥアン邸宅などの歴史的建造物に囲まれており、アンヘレス博物館とは道路を挟んで向かいに位置しています。
博物館の前にある「i♡angeles」のサインを背景に、聖ロザリオ教会を写す記念撮影は、観光客に人気のスポットとなっています。
千葉レストラン
一行が次に向かったのは、今回のランチに選んだ「千葉レストラン」。
クラーク経済特区のコリアンタウンゲートすぐにあり、アクセスも抜群です。
店内は清潔感があり、広々としていて落ち着いた雰囲気。
スタッフの対応も丁寧で、クラークで勤務する日本人が安心して利用できるお店として親しまれています。
人気のランチメニューは、どれも500ペソ以下と良心的な価格で味も美味しくコスパも抜群。
今回いただいたのは、私がクラーク勤務時代によく食べていた「漬けまぐろ山かけ丼セット」。
まぐろの旨みと山かけのとろみが絶妙で、ご飯がどんどん進みます。
思わず「これ、大好きなんです」と口にしてしまう、そんな一品です。
クラーク博物館
昼食を食べ終わったら、最終目的地Clark Museum(クラーク博物館)に行きました。
クラーク博物館は、パンパンガ州クラーク・フリーポート・ゾーンに位置する歴史文化施設です。
米軍基地だった時代から、活気あふれる経済特区へと変貌を遂げたクラークの歴史を、4つのギャラリーと最新の4Dシアターで紹介しています。
展示物には、遺物や軍の記念品のほか、地域の地理、先住民族、そして産業や文化の進歩に関する資料が含まれており、クラークの過去から現在までの物語が凝縮されています。
博物館の特別な展示のひとつに、世界的に有名なアメリカのヒップホップグループ「Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)」の創設メンバーであるフィリピン系アメリカ人のラッパー、Apl.de.Apに関するものがあります。
パンパンガ州アンヘレス市サパン・バト出身である彼の功績と、地元との強いつながりが称えられています。
マニラへの帰路
一行は14時頃、クラークを出発しました。
幸い帰りは渋滞がなく16時前にマカティに戻ることができました。
もしクラークやアンヘレスのお土産をお求めの方はSMシティークラークに行くのもありだと思います。
まとめ
日本に帰国する知人のために1泊2日のアンヘレス観光を企画しました。マカティから車で出発し、フィールズアベニューでメキシコ料理とバーホッピングを楽しみました。
翌日は聖ロザリオ教会で記念撮影後、クラークの千葉レストランで昼食、最後にクラーク博物館を訪れ、マニラへ帰路につきました。
ぜひアンヘレス観光の参考にしてみてください。
なお、はじめてのアンヘレス観光でマニラからアンヘレスまでのドライバーを手配する場合、KKDAYが大変便利です。